あるお坊さんが仰った言葉です。「休むことを頑張っているんですよ。」
・・・・・・・・・・気持ちが辛くて休んでいる人の家族に、優しく声をかけていました。
頑張ってが負担になる時はあります
何かを頑張って取り組む人に、あるいは自分へのエールでよく使う応援の言葉は、「頑張って」でしょう。このほかに、「負けないで」「やれば出来る」など数々のフレーズがあります。
素直にこの言葉にパワーを貰えるときは、とても有難い言葉だと感じますが、負担になってしまう事もあるかと思います。
人の感情は日々変化するものです。時間が経ってからから「あれは、応援だった」と受け止められることもありますが、辛い時には、そうは思えないものです。
頑張って「休んでいる」という考え方
あるお坊さんが、心を病むお子さんのお母さんに「お子さんは、今、頑張って休んでいるんです。」をお話しされたそうです。
休むという選択にも、勇気や気力が必要です。特に、「こうしなければ」「頑張らなければ」と思っている人ほど、休む自分を受け入れられない事があります。
しかし、本人と周りに「頑張って休むを選んだ」という理解が深まれば、その選択を見守る時間が必要なのかもしれないと気づかされます。ただのワガママではない、「休む」という選択をした勇気を評価して、寄り添う事ができれば、それぞれの気持ちの変化に繋がるかも知れません。
自分の進みたい道を探ってみる時間にする
「頑張って休む」選択をした人は、普段から頑張りすぎてきた人かも知れません。人からの評価ではなく、自分の感覚で、無理をしすぎた時間が長いほど、休む時間もまとまって必要になることがあります。
社会的立場によって、期間に限界があったりするかもしれませんが、自分の「休むに専念できる時間」だけは、自分のために使いましょう。未来へ向けて進みたい方向を探ってみる時間にできたら、休んで良かったと思えるはずです。選んだことが正解かどうかは誰も分かりません。しかし、自分が選択したことを正解と思えるように、後悔のないよう過ごせるならば素晴らしい事です。
