言葉選びで変わる未来

人間関係

「言葉遣いは大切です。」と教わり、知識として持っている人は多いでしょう。
先日接客中に、ある方から「ど~せ、時間がかかるんでしょ?ちょっと用事済ませてきて良いですよね?」と聞かれました。人手不足で臨時サポートをしていた時の出来事でした。私は初対面の方との、このやり取りから、「言葉選びの大切さ」について改めて考えさせられました。一期一会かもしれないとは言え、「ど~せ」から始まったセリフは、様々な意味合いが込められていると感じました。

確かに、大人の女性でしたので、丁寧語も使っている様子はありましたが、言葉遣いではなく、言葉のチョイスは、その人の印象を大きく変えると思いました。相手の立場になれば、焦りや不安などが根底にあったのでしょう。しかし、突然の会話においては、お互い見えない事情があります。サービス業だからと何を言っても良いという訳ではありません。その方の気分を汲み取り、スタッフで即座に対応しましたが、こちらのスタッフに知り合いが居ると分かると態度が落ち着きました。知り合いが居る・居ないという点でも、発言が変わるという価値観もあるのかなと受け止めました。

言葉選びには、その人の「知識や経験、価値観、状況」など様々なものが影響します。ただし、どんな状況であれ、一度口から放った言葉は誤解を生むリスクがあります。それは、相手も同じようにどの様な「背景や価値観」を持ち合わせているか分からないからです。事情を説明できるチャンスがあるとは限りません。回収の難しい言葉は、よく考えてから発言するべきでしょう。

しかし、咄嗟に気の利いた言葉を選ぶのは、ある程度の訓練や経験も必要です。だからこそ、「自分が言われて、うれしい言葉を選ぶ」マインドを持っていられたら素晴らしいと思います。自分が使う言葉は、やがて自分の本質となっていきます。習慣は、続ければ続けるほど、身に付くと言われています。「うれしい」と感じる言葉を使うと、駆け引きではなく、素直にポジティブな考え方が日常に作られることになります。ぜひ心がけてみましょう。

先ほどの女性であれば、「少しお時間を頂けるなら、済ませたい用事があるのですが~」等と言っていただければ、謝罪と説明に時間を取られず、こちらも即座に共感しスムーズにご案内できたかも知れませんね…。

常に、「気持ちの良い言葉」を選ぶのがストレスになるうちは、まだまだ慣れていないだけです。無理は禁物ですが、上手な人を観察してみたり、上手く出来た後の自分の気持ちを観察してみましょう。実は、より良い言葉選びをするためには、「思考力」が必要です。考える力があるから、推し量ったり、その先を想像できるのです。

考えることにより、自分が選び続けていた価値観にとらわれない、思考回路が作られることになります。つまり様々な角度から物事を見る習慣になるでしょう。その姿勢を続ける事が出来れば、あなたは、確実に昨日よりも成長している事になります。考える引き出しが増える事は、受け止め方にも選択肢が増えます。きっと、あなたの未来に大きなプラスとなるのではないでしょうか。

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