ここから居なくなりたいと思いますか
いつも、時々、、、答えは様々でしょう。
その目的は、「この場所から居なくなりたい」から「この世から消え去りたい」まで様々です。
命を消し去る事は、大変な勇気が要る事です。「今いる状況から縁を切ってしまいたい」がきっかけなのかも知れません。消し去る直前で恐怖や苦痛に耐えきれず思い留まる人。でも再びその気持ちに戻ってしまう人。周囲に漏らして止めて欲しい人。止めようとしたけど出来ずに心身に傷を負う人。悩む前には戻れない人。状況は人それぞれです。
何が正解なのかは、わかりません
どういう結果になれば良かったのかに関して、本人以外が正確な正解を決める事はできないと思います。起こった事実を否定はできません。しかし、少しでも別の道があれば、心身に傷を負うことが回避できたかもしれませんし、それを提示できていたらという「後悔」が周囲の人には残ります。そして、実は本人自身も「辛い自分」と切り離せていたら、「他の選択」があったかもと後悔するかもしれません。
辛い時には、何を見ても聞いても、残らないものです。声も出せない、姿勢も保てないなど様々な状態にもなります。しかし、そのような状況の人の傍に「寄り添う存在」はあって欲しいと思います。
何を用いれば良いのか
どんなものが傍らにあれば、あなたは心が落ち着きますか。
世の中には「もの」がたくさん溢れています。物体、情報、人、思い、記憶…こんなにも色々あるのに自分は孤独を感じている。自分の心に向き合い、今の自分が何を求めているか感じていきましょう。探しても見つからない日は、眠ってみても良いし、良いとされることを試してみても良いと思います。何もしなくても良い、ただ自分に対して自分のしたい事に取り組むのです。
今回は、『死』について触れている音楽を一つ取り上げます。様々なアーティストが世に送り出す音楽には、色々な思いや願いなどが込められています。何を受け取るかは本人の状態によりますし、自由です。ただ、受け取る印象と解釈は一生の中で変化し続けます。それが生きている証でもあり、心の成長だといえます。
私自身は多くのアーティストの音楽に支えられて生きてきたと思います。すでにこの曲をご存じの方も多いと思いますが、もし、出会えていないのであれば是非、中島美嘉さんの歌声・歌詞に触れてみませんか。ご存じの方は改めてゆっくり聴いてみませんか。最後まで聴く事で、さらに歌の魅力を受け取れるはずです。
「Uta-Net」さんサイト内より:「中島美嘉」さんのFirst Take「僕が死のうと思ったのは」
(2013年8月に発売された彼女の38枚目のシングルです。)
