「他人に期待しない」から導く別の視点

人間関係

最近、「初めから他人に期待していない」という考え方をよく聞くようになりました。確かに、期待していないから、怒りや疲れなどの感情が生じないというのは、その通りだと思います。
これについては、色々な解釈が出来ると思いますが、少し別視点で考えた内容を紹介します。

突き放した言葉にも聞こえるけれど

個を大事にする現代だからこそ、様々な個性や多様性を自然と受け入れている場面が多くあります。でも、個人的に受け入れがたい事象に対しては、人は自分を守るために反発したり、意見を言わなければならない事もあるでしょう。実際に、自分がフォローをするハメになったり、日々の生活(家庭、学校、会社)では、辛さをもたらす事が沢山あるのも事実です。

そういう時に、「初めから他人に期待しなければ楽」という結論や信念を見出すことはあると思います。この言葉は、表現によっては、「突き放した・見放した・上から目線・薄情」な印象を与えかねません。この言葉を、言われた人・聞いた人は、理解や共感はできてもハッピーな気持ちにはなりにくいかもしれません。それに、皆がこの感情を持っていたら、これまで成り立ってきたことも、上手くいかなくなる可能性もありますよね。

実は、対応能力が高い人も、この感覚を持っている事実

しかしながら、この表現を別の考え方で受け止めると、中には「対応能力が高い人」や包容力や実力がある人もいると言えます。

何故なら、相手がどんな答えや反応を出そうとも、自分なりの対応の仕方で処理ができるという事でもあります。(口だけで人に責任を押し付ける人は例外です。)

初対面では、怖そうな先輩が、実は頼りがいがあったり、結果をフォローするから挑戦させてくれている時もあるかも知れませんよね。もしそういうケースなら言葉通りに受け取って、堂々とチャレンジできそうです。信用されてないと落ち込む必要はなくなる気がします。

注意点は、言葉遣いや態度はとても重要である認識を持つ事

それでも、この言葉を自分の口から発する時、相手がどう受け止めるかは、自分の期待通りではないという可能性など、自分にもたらされる結果も受け止める必要があるでしょう。発する人が、ただの強がりや相手をけん制するために、語気を強く・暴力的に伝えたならば、誤解をされる可能性もあります。

言う人も、聞く人も、いつも活力が100%ではないので、お互い言葉遣いや態度等には、できれば気を遣いたいものです。(ただそれが、ストレスとなる事へも配慮が必要ですのでケースバイケースですが。)

個人のキャラクターによって、同じ発言をしても、好印象のままの人もいます。それでも長い人生の中では、上手くいかない事があるかもしれませんよね。自分の主張をポジティブに共感してもらえたら、「他人に期待しない」という言葉が意外にも、温かい要素を含む表現と理解される日も来るでしょう。

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